HOME > お墓の基礎知識 > 墓地の選び方

墓地の選び方

墓地(霊園)にはそれぞれ特徴があります。墓地をさがす際、基本となるポイントを把握してから、お墓探しを始めましょう。

宗旨・宗派

墓地によって、受入れることのできる宗旨や宗派が決まっていることがあります。自分の家の宗旨・宗派は何であるか、あるいは先々どうしたいかということも検討する必要があります。

墓地の宗旨・宗派の受け入れ範囲に関しては、大きく分けて以下の形があります。

  • 「○○宗」:
    特定の宗旨・宗派に限られます。別の宗教または属する宗教がない方は、その宗教に改宗、帰依する必要があります。
  • 「在来仏教各宗派」:
    昔からある日本の代表的な仏教宗派のことで仏教系でも近現代にできた新宗教は除外されます。
  • 「宗教不問」:
    宗教は一切問われません。ただし、寺院墓地の場合に、過去の宗教は問わないが、そのお寺の宗派に改宗して檀家にならなければいけない場合があります。

立地

お墓参りはできるだけ多く行いたいものです。健康な時は気にならなくても、足腰が弱ってきたり、車に乗れなくなったりした場合、お墓参りが大きな負担になります。先々のことも考えて、交通の便・アクセスをしっかり確認しましょう。

価格

お墓の価格・費用は一番気になることです。価格体系や支払法も含めてしっかり把握しておきましょう。お墓の費用には、「永代使用料」、「墓石費用」「管理費」があります。

* 詳しくは「お墓の費用」ページをご覧ください。

環境

墓地内の環境(区画・墓域)はもちろん、周辺環境もチェックしておきましょう。

チェックポイントとしては、日当たり、風通し、水はけ、地盤、樹木(根が墓域まで及んで来ないか、落葉が清掃の負担にならないか)などがあります。雨の時に墓地見学に行くと、水はけや地盤などの状況がわかりやすくなります。

周辺環境としては、山や川、海などの自然の景観が良ければ、心を和ませてくれます。また、近くにお墓参りがてら立ち寄れるスポットがあれば、家族や親戚で団らんの一時も過ごせることでしょう。

墓地の選び方

設備

墓地によって、付帯する設備は様々です。あらかじめ、どのような設備があるのか、どのような設備が欲しいか確認しておきましょう。

墓地によくある設備には、管理事務所、売店、駐車場、休憩所、法要施設、水道施設などがあります。他にも、バリアフリーで設計されていると、お年寄りや車椅子の方でも無理なくお参りできます。また、サービスとして、送迎バスが用意されているところもあります。

管理

お墓の購入後は、その墓地と長いお付き合いになります。管理体制がしっかりしていないと、せっかくのお墓も荒れてしまいます。清掃状況、墓参用具(手桶・ひしゃくなど)、植込み・芝の手入れ、樹木剪定などをチェックしましょう。

▲ページトップへ